布施 旧三国街道 ハーフティンバーの民家が並ぶ町並み

群馬県
新治村
布施



白壁の中に柱梁や貫をあらわした出桁セガイ造り。

利根川支流の赤谷川最上流域を占める新治村は、古くから養蚕が盛んで、第二次世界大戦後はコンニャク、タバコ、シイタケ、ナメコなどを栽培する山村である。

江戸幕府は、旧三国街道に割りと小刻みに宿場を設けた。河岸段丘上の塚原宿と須川宿の間は赤谷川を2回渡るが、川が暴れて渡れない旅人のために、近接しているが下新田宿と布施宿とを設置したのであろうか。

町並みは上州出桁セガイ造りの民家や蔵のほか、寄棟民家も見られる。この宿のセガイ造りは白壁の中に柱梁や貫をあらわした、形態が共通して見られた。ヨーロッパで見られるハーフティンバー様式の民家に似ている。

交通

JR上越線水上駅、上越新幹線上毛高原駅よりバス


国道17号線
布施宿


参考資料 リンク
新治村のホームページ
日光例弊使街道(上州の街道)

参考文献